
【おうちでできるヘアケア Vol.2】ベタイン系シャンプーとアミノ酸系シャンプーの違い

おうちでできるヘアケアについて、オブ・コスメティックス製品を共同開発している美容室「Of HAIR(オブヘアー)」の美容師さんに聞くシリーズ。
今回は、オブ・コスメティックスのシャンプーのこだわりでもある、ベタイン系シャンプーとアミノ酸系シャンプーの違いについてご紹介します。
ベタイン系とアミノ酸系は、どちらも低刺激で洗浄力がマイルド!
ベタイン系はアミノ酸系よりもさらに洗浄力が弱く低刺激です。
アミノ酸系シャンプーは保湿力に優れ洗い上がりがしっとりする一方、ベタイン系は肌への刺激を緩和する目的で補助的に使われたり、ベビー用シャンプーやダメージケア用に使われることが多いです。
■ベタイン系シャンプーの特徴
洗浄力 : アミノ酸系よりもさらに弱く、穏やかな洗浄力です。
低刺激性: ベビー用シャンプーにも使われるほど低刺激で、肌への刺激を緩和する作用があります。
主な用途: 低刺激性を活かし、ベビー用シャンプーやダメージヘア用シャンプーの主成分として使用されたり、洗浄力の強い成分の補助として配合されることが多いです。
〈ベタイン系のシャンプー〉
●ソープオブヘア・1
●ソープオブヘア・1-G
●ソープオブヘア・1-M
●ソープオブヘア・1-ROシットリ
●ソープオブヘア・1-Ma
●スキャルプ泡シャンプー・001
●泡カラーシャンプー・001
■アミノ酸系シャンプーの特徴
洗浄力: 穏やかな洗浄力で、頭皮の乾燥を防ぎます。
保湿力: 肌に必要な保湿成分を残すため、洗い上がりがしっとりします。
低刺激性:弱酸性であるため、肌や髪にやさしく、刺激を与えにくい性質があります。
主な用途:頭皮がデリケートな人や、乾燥肌、子供への使用におすすめです。
〈アミノ酸系のシャンプー〉
●薬用ソープオブヘア・1-R
●薬用ソープオブヘア・1-ROスキャルプ
●ソープオブヘア・1-ER
毎日のシャンプーにはベタイン系やアミノ酸系のシャンプーがオススメ
シャンプーの洗いすぎは、必要な皮脂を取り除き頭皮の乾燥、フケ、かゆみ、抜け毛、そして過剰な皮脂の分泌を招くことがあります。
適切な頻度は頭皮の状態によりますが、一般的には1日1回、特に夜にシャンプーをすることが推奨されます。
また、刺激の少ないシャンプーを選び、熱すぎないぬるま湯で洗うことが、健康な頭皮と髪を保つポイントです。
安価で他に入りやすい石油系シャンプーなどは洗浄力が強く、毎日洗うことで必要な皮脂まで過度に落としすぎてしまう恐れがあります。
普段使いは頭皮や髪にやさしいベタイン系やアミノ酸系のシャンプーを使い、毛穴の詰まりなどが気になる場合は週に1~2回のクレンジングシャンプーなど状況に合わせたシャンプー選びがオススメです。